序文



此処に記すのは 人間についての考察である
我々の立っている足元、 その可能性と限界についての考察である

人間とは何か 己とは何か 生命とは何か 意識とは何か
我々はどこから来て どこへ向かうのか



「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」 という格言がある
そしてまた、 「歴史は繰り返す」 という格言がある
果たして我々人類は、自らが歩んできたこの歴史から
一体どれほどのことを学び得ているだろうか

ホモ・サピエンス (賢き人) と命名された生物種が
歴史に登場してから20万年以上の月日
人類が本当にそのような賢きものであるのなら
歴史を繰り返してきた張本人である我々自身の姿に
そろそろ気付いてもよい頃であろう



終わりがないこと、繰り返すこと
私はそれを不毛だと思う

だから私は此処で情報の淘汰を加速させ
我々の可能性と限界を明らかにする。
そして真実と呼ばれる情報の
その有用性そのものをふるいにかけて淘汰する

我々が人間という存在である限り 我々にとって
絶対的に重要な問題がそこに現れる


メタフィリア[metaphilia]
それは、超克を嗜好し、嗜好を超克する精神のことを指す


自分自身の正体を理解することができた時に
あなたはメタフィリアの意味を理解するだろう
そしてメタフィリアとしての新たな物語が始まりを告げる




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